ビジネスには危機がつきものです。
適正なリスクマネジメントをする事で
トラブルを未然に防いだり、トラブルが起きたとしても、被害を最小限に抑える、ことができます。
リスクマネジメントをするために大事なのは、「想像力」「分析力」などが挙げられますが、まずは過去に起きた事故やトラブルを知ることが、その第一歩目となると考えています。
この記事では、スポーツクラブで起きた事故やトラブルを紹介していきます。
今後のリスクマネジメントに役立てていただきたいと思います。
知っているだけで簡単に回避できることもあります。自分だったらどういう回避策を展開するか考えてみてください。
25m×6コースの巨大お風呂完成
季節の変わり目。
外気の温度が変わるとき、スポーツクラブでは何が行われるかというと、効率的な運営の為、ボイラー燃焼時間の変更、設定温度の調整、排気、吸気の調整など、様々な要因の調整を行います。
ある日、ある店舗でその調整が行われていました。
何を間違ったか、その日、設定変更したスタッフは、お風呂ではなく、プールを40度設定に。
休館日前の営業終了後ということもあり、休館日開けには、ホカホカのプールが。
温度を計ると40.6℃。
もう笑うしかありません。
幸いお客様もみな、異常な環境と逆に特殊な環境にクレームをいう方もおらず、笑い話となりました。
スポーツクラブにおいて、「ハードを整える」事は接客云々よりも非常に重要な部分です。
昨今では、すべてオートメーションとなっていますが、設定変更の際のヒューマンエラーによって営業に支障をきたす店舗は未だにあるようです。
日々の施設点検は何よりも最優先業務である事がいえます。