戦々恐々と書きましたが、店の名前等を出したりはしません(笑)
おそらく一般的な方よりもサービス業界に精通していると思いますので、参考になる視点をお伝えできるはずです。
対象となるお店の経営状況や大事にしていること、ターゲットまでは分かりませんので、あしからず。
美容院
もっぱら散髪は1000円カット(理容院)の社畜おじさんですが、2ヶ月前から美容院にいってます。
近くに1000円カットがないからなのですが、元々美容院にいかなかったのには、理由があります。
・そもそもどこで髪を切ろうが結果はさほど変わらないこと←(めちゃくちゃ主観ですけど)
・オシャレ風な感じ出してくるのがなんか嫌(笑)←(めちゃくちゃ主観ですけど)
以上2点ですけど、要約すると結果が1000円分なのに、「風」の部分に無駄な金を払ってる気がするからです。
そんなに金払いが悪いほうじゃないんですが、これだけはなんか納得できない(笑)
ここで、簡単に「美容室」と「理容室」の違いについて説明しておきます。
美容室(美容師)
デザインのスペシャリスト。
美容師は感性でカットをし、客の悩みや希望に合わせて髪型を仕上げる。
美容師の合う・合わないやセンスによってはイメージ通りの髪型にならない場合がありるが、 一般的に高いデザイン性とセンスを持っているため、今ドキのヘアスタイルを作ってもらえる 。
理容室(理容師)
カットのスペシャリスト。
理容師は国家試験でどれだけ正確にまっすぐ切れるかの審査を受ける。
正確に長さを切りそろえたり、ツヤを出しながら面をキレイに切りそろえる高いカット技術がなければ理容師免許を取得できないため、出来上がりに差がつきにくいと言える。
流行りに敏感な理容室に行けば、デザイン・技術ともに満足のいく仕上がりが期待できる。
今回は、2ヶ月前からで計2回の美容室での出来事について、経験値が低いくせに「あるある風に」書いてみます(笑)
シャンプー選ばせがち
まず最初にシャンプーをするのですが、「当店ではシャンプーを選べます。どれにされます?」と、メニュー表みたいなのを出してきました。
6種類くらいありました。
「こちらのシャンプーはふんわりタイプで、こちらのシャンプーはサッパリしたい方向けで、、、、」と説明がありました。
「ほんとどれでもいいんだけど、、」と思いながら、渋々ふんわりタイプを選びました(笑)
100歩譲って、帰るときに選んだシャンプーの試供品とチラシ渡すとかあるなら何となく意図はわかりますが、そういうこともなかったです。
初回のアンケートで、ある程度どういうサービスがウケそうか?とか、その人が望んでいることとかを振り分けてるんはずなんだけどな??
「相手がオジサンだから」っていうバイアスがかかってる状態での接客は良くないですけど、この件に関しては、9割方「選びたい」と思ってる人はいないでしょう。
シャワーの温度選ばせがち
「シャワーの温度、冷たいのと温かいの、常温、どちらにされます?」という質問。
「うどん屋かよ」と心の中で突っ込みながら、「冷たいで」と答えました。
目かくしのガーゼ小さくなりがち
シャンプーのときの目隠し?のガーゼがちょっと小さくて片目がちょっと出てました。
折り方の問題なのか、元々のサイズの問題なのか、、、はたまた私の目の位置の問題なのか。。。
会話途切れがち
「最近お仕事はどうですか?」に対して「ぼちぼちですね」って答えて会話終了。
これは単純に、このご時世の問題もあるかなと。
あんまりプライベートな話もできないし、完全に無言なのも微妙な感じ。
切られてるときどこ見とけばいいかわからない問題
これは私自身の問題かもしれませんが、切られてるときどこ見とけばいいんだ。。と思います。
ずっと自分見る→何こいつ自分ばっかり見てんの?ってなんないか?
切られてる髪のとこを見る→こいつ散髪のことわかりもしねーのに手元見てんじゃねーよとか思われないか?
関係ないとこ見る→こいつどこ見てんだよと思われないか?
置いてる雑誌、スマホを見る→こいつおじさんの癖にこんな記事読むのかよ!とか思われたくない。
結論。自分が店長だったらテレビつけるか、間違い探しを鏡に貼る。ウォーリーとかでもいい。
カットの知識ないんですけど?
「頭頂部の髪なんですが、どんな感じにします?」と、聞かれました。
どんな感じ?に対する答え方を持ってない。
ふんわりさせますねって言われて、はいって答えたけど、それ以外の選択肢不明。聞くなら鏡にその定義とか貼っとけばいい。
反論するやついんのか?
鏡で後ろ頭とか見せてくれて、どうですか?って聞かれるけど、もっとこうしてくださいとか言うやついんのかな?
選択肢ないのかよ!
切ったあとの仕上げのシャンプーのときは、タイプの選択肢なし。
最初のシャンプーじゃないのを選ぼうと思っていた私の気持ちはどこにぶつけたらいいんだ!
僕らはいつも以心伝心?
仕上げの前のドライヤーですが、乾かす前に「今日は髪の毛立ち上げます?」と聞かれました。
「いや。今日はって言うけど前回あなたにスタイリングしてもらってないけど?」と思いながら、「はい」と答えました。
そんな感じて乾かしてたら、途中から二人がかりになって乾かしていたのですが、特に打ち合わせした様子はありません。
案の定、後からきた方は明らかに立ち上げない感じで乾かしてました。
終わったとき右と左で絶対雰囲気違った。
だから知識ないんですけど??
スタイリング剤何つけますか?に対して、ワックス以外の答え持ってない。
ポイントカードは2回目から?
なぜかポイントカードは2回目からでした。
100歩譲って1回目の分押してよ。
たいやき屋
- 郊外型ショッピングモールの駐車場で屋外販売
- ショッピングモールには、スーパー、飲食など
- プレハブで移動式ではない
- 20Mほど離れたところで焼き鳥屋
- コロナ禍で緊急事態宣言明け
焼いている人がオリジナルソングを大声で歌っいながら作っている
土曜日の午前中ながら駐車場は60%しか埋まっていませんでした。
にぎわっているというような状況ではない中で、オリジナルソングの歌声が響いていたので(いい声だった)お客さんの興味を引く(ここにたいやき屋があるよ!)策としては非常に有効でした。
近づいてみるとマスクをアゴに引っ掛けて大声で歌っていた
マスクをすることが当然という風潮で、作ってる人がこの状態というのはいかがなものかと思いましたが、ショッピングモールにいる人のマスク着用率は、自分が思っている(90%はマスクかな?)よりも低い状態だったので、そういった状況加味した選択だったのかもしれません。
また、「そんなん気にする奴なんかうちのたいやき食わんでえーわ。」といった具合でターゲットを絞っていたのかも??
このご時世では既存の方法は通用しない
販促にはいろいろな方法があり、その方法が良いか悪いかの判断は結果でわかります。
しかし、結果でわかるとはいえ失敗するわけにはいかないので、目指しているゴールが決まっているのなら、そこに行くための方法は大外しできません。
たいやき屋の件に当てはめると、
- コロナによって減少した売上を
- コロナ禍の中(来場者が少ない中)でも元に戻したい
- だから来場するすべての人をターゲットにして売上を上げたい
- そのためにはたいやき屋があることを知ってもらうために
- オリジナルソングを大きな声で歌って興味をもってもらおう!
という感じだったのかと思います。
(コロナ前のたこ焼きを知らないのであくまで仮説です。)
ポイントはコロナ禍であるとすると、
- 自分で歌うんじゃなくてラジカセで流す
- 衛生管理をどのようにしているかわかるようにする
- 焼き鳥屋と協力する
- 安心を凌駕するような価格で販売する
などなどでしょうか。
その場所で営業するにあたって、いろいろな制約があるのかもしれませんが、既存のルールを変えることも必要なのかもしれませんね。