みなさんが働くジムにも、ホームページがあるかと思います。
このホームページは、どのような役割を果たしていますか?
「新規顧客を獲得するため」、「会員に情報を発信するため」、その会社によって導入した目的は違うと思います。
しかし、どの会社にも共通する目的があります。
それは、「多くの人に見てもらうこと」です。
今回の記事では、自社のHPやブログを多くの人に見てもらうための、すぐにできるテクニックをお伝えします。
魅力的なタイトルの必要性
皆さんが調べ物をするとき、「タイトル」で選びませんか?
基本的には上位表示の情報をタップしますが、当然それだけで選んでいませんよね。
タイトルを見ながら、自分にとって有益であろうページをタップしていきます。
時間があれば全部見るかもしれませんが、みなさんもそうはしませんよね?
例えば、≪泳ぎ コツ≫で検索したとしましょう。
そこで出てきたページのタイトルが、以下の内容だったら、どちらをタップするでしょうか?
コーチが教える『泳ぎのコツ』
泳ぎのプロが教える!みんなが知りたい『泳ぎのコツ』 5分でわかるスタート必勝法
おそらく、99%の人が後者をタップするでしょう。
「魅力的なタイトルをつけること」が、流入者を増やすために重要な事の一つであることは、なんとなくご理解いただけたかと思います。
魅力的なタイトルの作り方
タイトルをつけるときに、多くの時間をかけるのはおすすめしません。
魅力的なタイトルを考えるために、多くの時間(人件費)を割くくらいなら、新規顧客の獲得が最大の目的であれば、広告を出したほうが良いです。
HPのトピックスの最大のメリットは、維持管理費は当然かかっているものの、タイムリーに0円で情報発信ができることです。
よって時間をかけてしまうことは、本末転倒です。
私は以下の手順で、「魅力的なタイトル」を作ります。
- ヤフーやグーグルなどの検索エンジンを開きます。
- 作成した記事の中から、強調したいキーワードで検索します。
- 検索結果から気になる(面白そうだなと思う)ページのタイトルをピックアップします。
- そのページのタイトルを参考にして(そのまま転用はダメ)タイトルを作る
以上です。めちゃくちゃ簡単です。
タイトルを作るときの注意点
前項で「強調したいキーワード」という部分がありましたが、この「強調したい」の選び方は、流入者を増やすために非常に重要です。
あなたが集めたいターゲットはどのような人で、その人はが検索しそうなキーワードは何なのかを想像してください。
例えば、作成したページの目的が新規入会者の獲得だったとすると、「痩せたい人」、「ストレス解消をしたい人」、「とにかく汗をかきたい人」のような人がターゲットになると思います。
この人たちが検索しそうなキーワードはなんだと思いますか?
痩せたい人
→ 「楽して 痩せる」、「ダイエット 簡単」、「痩せる方法 安い」
ストレス解消をしたい人
→ 「ストレス 解消法」、「ストレス 減らない」、「ストレス 溜めない」
とにかく汗をかきたい人
→「汗をかく方法」、「汗 時短」、「汗 どのくらい」
などなど、想像できそうです。
このように、ターゲットが検索しそうなキーワードを想像し、タイトルに盛り込むようにしましょう。
記事を作る手順は、
ターゲット決め→キーワード決め→タイトル決め→記事作成
記事作成→ターゲット決め→キーワード選び→タイトル決め
という、2パターンになると思います。
どんな方法でも良いかと思いますが、ターゲット、記事内容、タイトル、3つの要素に整合性があるような作り方をしましょう。
この3つの要素がちぐはぐになると、そもそも上位表示されなくなるので、要注意です。
タイトルの修正事例
勝手ながら、ネット上にあったスポーツジム関連記事のタイトルを手直ししていきたいと思います。
①冬は○○がおすすめ!こんな飲み方いかが?
※○○にはサプリメント名が入っていました。
ターゲットはおそらく「このサプリメントの購入者」、目的は「サプリメントの継続購入」です。
【手直しバージョン】
人気トレーナー○○が教える!○○を劇的に味変させるマル秘テクニック
②カラダが凝り固まっていませんか?
ターゲットは「体に違和感を感じている人」、目的は「ジムへの入会、会員へのパーソナルトレーニング促進」です。
【手直しバージョン】
これで問題解決!最強トレーナーが教える『身体のコリを解消する運動』
③★Free Wi-Fi★
ターゲットは「会員外の人、会員」、目的は「利便性の高さの強調」
【手直しバージョン】
月末データ制限でお悩みの方必見 ジムでのフリーWi-Fiの使いかた
いかがでしたか?
タイトルだけが先走る(タイトルの期待感に比べて中身は薄い。。。)のもよくないですが、まずはタップしてもらうことが大事です。
タップが増えてきたら、閲覧時間や直帰率、離脱率のデータをみながら、記事内容の工夫に着手するとよいと思います。