みなさんスマホを使って『○○ おすすめ』『○○ ○○市』という検索をすることがあるかと思います。
例えばこういうサイトありますよね?
WEB上には多くのおすすめサイトというものが存在しますが、スポーツクラブのことだけではなく、このようなサイトはたくさんあります。
このようなサイトは。。。。ただただ誰かが趣味で作っているわけではありません。
今回の記事は、WEB上にあるサイトの豆知識とWEB広告についての考え方について、お伝えして行きます。
おすすめサイトとは
誰かの趣味でなければ、誰が作っているのでしょう。
ほとんどの、いわゆる『おすすめサイト』は、大きく分類すると、以下のパターンに分けられます。
- 特定の企業からの依頼を受けて、その企業が良く見えるよう、おすすめサイトを作る
- そのサイトに広告(よくあるのはグーグルアドセンス広告)を張り付けて、広告費を稼ぐ
- おすすめサイトから企業のサイトに入って体験等の予約があると、広告費が発生する(アフィリエイト)
などなど、何かしらの意図があってWEB上に公開されているわけです。
なので、本当は単純に参考にしてはいけないのが、おすすめサイトなのです。
収益目的のサイトを見分ける方法は?
前項で紹介したようなサイトは、絶対に参考にならないわけではありませんが、やはり純粋に調べた結果とは言えません。
少なくとも『収益をあげること』という意図があり、嘘情報ではないものの、製作者にとって有益になるよう誘導されています。
それぞれのサイトを見分ける方法は、以下の通りです。
【1について】
企業の依頼で作成されたかどうかを見分けることは、不可能に近いです。
しいて言えば、この製作者が他のページを作成しているかどうかが、重要な情報になります。
また、文章の構成やイメージ写真の使い方など、1社がよく見えるように偏った構成になってないかも参考になりそうです。
【2について】
よくあるのはグーグルアドセンスという広告で、『そのサイトを見ている人が興味を持ちそうな広告』や『過去の検索履歴や行動履歴などのデータに基づいた広告』が表示されます。
アマゾンや楽天市場、wishなどのショッピングサイトで閲覧した商品などが広告として出てくるものです。
(見る人、使っている端末によって表示される広告が違います。)
よってこのサイトは、とにかく多くの人がサイトに入ってくることが、広告をクリック・タップする可能性を高め、収益につながるので、大手スポーツクラブがメインになっていること、とにかく多くのジムを紹介していること、が特徴です。
【3について】
そのサイトの上部に紹介されている会社のアフィリエイトの可能性が非常に高いです。
ランキング形式で紹介しているサイトもありますが、あくまでアフィリエイトのために構成されたランキングである場合がほとんどです。
紹介されている会社のHPリンクにカーソルを合わせたときに、その会社の本来のアドレスに加え、不自然にアドレスが長く、関係ないような文字列が入っている場合は、アフィリエイトです。
【123共通】
悪い部分の情報が基本的にはなく、紹介されている会社のデメリットになるようなことが、掲載されていません。
訴えられたりしたら、収益どころではなくなるからです。
正しい情報はどのように得るか?
ここまで紹介したサイトは、『嘘』を掲載しているわけではありません。
しかし、収益目的ではないサイトを見つけるのも非常に難しいというのが現状です。
よって、複数のサイトの情報を参考にすることで、偏った情報を補正し、より正しい情報に近づくことができます。
ウェブ広告について
ネット検索等をすると、広告が出てくることがあると思います。前項で紹介したようなサイト内に表示される広告も同じです。(※大体『PR』とか『広告』というのがサムネイル上に記載されています。)
表示されたとき、それが自分の会社の広告で、気になってタップした経験はありませんか?
実はその行動はNGです。
クリックすると、その広告を出している企業が広告費を払うことになるのです。
広告を出向するために捻出した経費を、自分で削るほど、無駄なことはないですよね。
スポーツジム業界だと、相場は1クリック150円程度のクリック単価で、関係者が広告からHPに入ってしまうとその分無駄になります。
また、いくら分の広告を出したかにもよりますが、クリック数には上限が存在し、1日の上限に達すると、その日は広告が表示されなくなるのです。
この仕組みを使って、競合他社の広告費を削るという悪質なクリックは、カウントされないようなシステムもあるそうですが、営業妨害などの犯罪とされる可能性もあるそうです。